国にあるほとんどの銀行

この言葉、「銀行の経営、それは銀行自身に信頼があって順調に進むか、融資するほどの価値がないものだという見方をされて失敗する。どちらかである」(米モルガン・スタンレー、ローレンス・マットキン)
一般的に金融機関のランク付けは、格付会社が金融機関を含め社債などを発行している会社に関する、信用力(支払能力など)を一定の基準に基づいて主観的に評価しているということ。
西暦1998年6月に、大蔵省(現財務省)銀行局や証券局等の所掌する事務のうち、民間金融機関等の検査・監督に関する部分を分離・分割して、当時の総理府の内部部局ではなく強力な外局として金融監督庁(のちの金融庁)を設けることになったという。
ほぼ全ての株式市場に自社株を公開している上場企業の場合であれば、企業の活動を行っていくための資金集めのために、株式の上場のほかに社債も発行するのが当たり前。株式と社債の一番の違いは、返済義務があるかないかですからご注意を。
ということは「重大な違反」にあたるのかあたらないのかは、金融庁が判断を下す。大方の場合、細かな違反が多数あり、それによる作用で、「重大な違反」認定することが多い。
まさに世紀末の平成12年7月、旧大蔵省よりこれまでの業務以外に金融制度の企画立案事務をも統合し約2年前に生まれた金融監督庁を金融庁(現金融庁とは異なる)として再編。そして平成13年1月、省庁再編に伴い金融再生委員会を廃止し、内閣府直属の外局となったのである。
約40年前に設立された預金保険機構の支払う補償最高額は"預金者1人当たり(名寄せ、融資の相殺がされた上で)1である。と規定されている。この機構は政府及び日銀合わせて民間金融機関全体が同じ程度の割合で
平成7年に公布された保険業法により、いわゆる保険企業は生保を扱う生命保険会社か損保を扱う損害保険会社に分かれることになり、これらは免許(内閣総理大臣による)を受けている会社を除いて行ってはいけないと規制されている。
いわゆるバブル経済(世界各国で発生している)とは何か?市場価格の動きが大きい資産(例:不動産や株式など)の市場での取引金額が過剰な投機によって実経済の成長を超過しても高騰を続け、当然の結果として投機によって持ちこたえることができなくなるまでの状態を指す。
ムーディーズなどの信用格付機関による格付けを活用する理由(魅力)は、膨大な財務に関する資料の内容が理解できなくても格付けによって、知りたい金融機関の経営状態が判断できる点にあって、ランキング表を使えば2つ以上の金融機関を比較することも可能なのです。
今後、安定的であるだけではなく活発な魅力があるこれまでにない金融システムを実現させるためには、どうしても銀行など民間金融機関と行政(国)が双方の解決するべき問題にどんどん取り組んでいかなければならない責任がある。
知っておきたいタンス預金。物価上昇の局面(いわゆるインフレ)では、その上昇した分現金は価値が目減りすることを知っておこう。たちまち暮らしになくてもよい資金は、損しないよう安全性が高くて金利も付く商品にお金を移した方がよい。
千代田区に本部を置く日本損害保険協会は、主としてわが国の損害保険業と協会員の健全な進展、加えて信用性を伸ばすことを図り、これによる安心・安全な世界の実現に関して寄与することを協会の目的としているのだ。
【用語】外貨預金⇒銀行で取り扱っている運用商品の名称。米ドルなど外国通貨によって預金をする事です。為替の変動によって発生する利益を得ることがある反面、同じ原因で差損が発生するリスクもある(為替リスク)。
つまり「金融仲介機能」に加えて「信用創造機能」と「決済機能」の3つの重要な機能をあわせて銀行の3大機能と称することが多く、「預金」「融資(貸付)」「為替」の基本業務、最後にその銀行自身の信用によって実現できるといえる。